Gibier

仕事が終わり、家に帰ってテレビをつけるとサッカー。朝起きて、テレビをつけてもサッカーの話題、という感じの日々。

 

今大会は深夜から早朝がメインの時間帯。

飲食店に関わる業者の方々は、朝早くから仕事の場合が多く、コルクに週に2回きてくれるサッカー大好き青年は「全て録画してます。」とのこと。

 

「夜10時からの試合が迷うんすよね。見ようと思えばみれるけど、遅くなると次の日の仕事が…。」

運転がありますものねー。安全第一です。

 

4年前の前回大会はフランスが優勝したのでしたネ。

連覇が懸かっているということで、フランスの試合、観客の応援、盛り上がってますねー。

フランス料理店を営むものとしては、頑張って欲しいなぁと思う国ですね(日本の次に)。

 

さて、写真はフランス、ブルターニュ産の鴨を使った一皿。

左側が鴨ムネ肉と里芋のキャラメリゼ。右側、真上からの写真で少しわかりづらいですが、鴨モモ肉とゴボウのポルト酒煮込み、パートフィロ包み。ひとつの食材を2種の調理法で。

 

年に数回は来てくださってるお客様で、鶏肉が苦手だという方がいらっしゃいます。

当然、鴨もダメでいつも違う方を選ぶのですが、前回来てくださった時に突如、「鴨、食べてみようかなぁ。」と。びっくりしつつ、なんだか嬉しかったです。ソースまで綺麗に召し上がって頂き、「美味しかった。」とのお言葉、ありがとうございます!!

 

日頃、ご予約の際に、苦手、アレルギーのある食材をお伺いするのですが、わりに多く言われるのが「ジビエ」。ジビエとは狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉。時期も決められていて

フランスでは9月から2月。日本では10月から2月頃。マガモやキジ、ヤマシギ、鹿や猪、野ウサギ、日本では天然記念物の雷鳥もフランスではよく見かけるものらしいです。狩猟によるものなのでそんなに易々と手に入るものでもなく、私も食べたことがあるものは多くないです。

 

ジビエ=クセが強いというイメージがあり、苦手と言うのかなぁと思うのですが、物によりますし、ハンターの腕やその後と処理も味わいに大きな影響があり、技術が上がった今では

良い意味で個性のある味わいのものがほとんどだそうです。

 

コルクでも、鹿肉やイノシシは使いますが強いクセはないですね。鹿肉は本当にあっさりした味わいです。もちろん、無理強いはしません。そう言われても、やはりちょっとと思う方はお伝えくださいねー。ちなみに前述の鴨は飼育されたものなのでジビエにはあたりません。

羊もジビエではないですね。草の香りが特徴ですが、最近はずいぶんと優しい香りになったなぁと感じます。私はその香りがとても好きなのです。

 

そして、もうすぐ12月。なんとなく気忙しくなる月。忘年会とはよく言ったもので、この1年頑張ったことををねぎらい、嫌なことを忘れるため、なんとなく誰かに会いたくなる月でもありますね。お誘い合わせの上、ぜひいらしてください。

 

年末は12月30日まで、年始は1月7日からの営業となっております。

ご予約をお待ちしております。

11月半ば、お休みを頂き、行ってきました、しまなみ海道サイクリングの旅。

愛媛県今治市から島々を渡って

広島県尾道市まで76キロの旅。

 

天候に恵まれ初めての瀬戸内海はエメラルドグリーンでした。

 

右も左も海。少し紅葉もしていて、楽しかったです。

 

自分が行きたいと言い出した旅ながら、正直に言えば、思っていたよりしんどかった…。

自転車をこぎながら、もっと運動して体力つけなきゃと思っていたのに、無事ゴールできたことにすっかり満足し、なんにもしていない。明日から…と最近いつも思っているのです。